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特集 SPECIAL ARTICLES ダッジ デュランゴ 改 (DODGE DURANGO)日本に1台のオリジナルカスタマイズカー

ダッジ デュランゴ 改 (DODGE DURANGO)

チャージャー風テイストが迫力を増殖する

2014年時に取材した2代目デュランゴが様変わりした。2年半後の2017年3月20日新たに取材した生まれ変わった超個性的なスタイルを紹介しよう。

更新日:2017.03.29文/吉田昌宏 写真/古閑章郎

取材協力

ジャパンレーストラックトレンズ
TEL 0356613836 [] [詳細情報]

以前取材したもともとのカタチはこれだった

 2代目デュランゴとは、2004年に登場したアメリカンSUV。まるで欧州車のような雰囲気を与えていた初代の魅力的なボディサイズを一挙に大型化したことで、2代目は明らかにアメリカナイズされた存在として全く別のコンセプトのもと登場した。

 初代デュランゴのコンセプトが日本人にマッチし過ぎたのか、大型化したとはいえ、2代目デュランゴはエスカレードやナビゲーターに対抗できる存在感を打ち出すことができず、ユーザーたちに新たな価値観を与えることができなかった。すなわち、中途半端なサイズアップのモデルチェンジと言わざるを得なかったのである。

 しかし、実際に1台のSUVとして見た場合、じつはかなりの実力車だったと言われている。

「まずボディがかなりシッカリしています。大きくなったにもかかわらず、弱さが微塵もないのは作り込まれている証拠です。それに人気がなかったぶん(笑)、下手にいじられていないものが多く、中古車としての素性がいい。

 そしてHEMI。ジープ系をのぞいてクライスラー系でHEMIを積んだSUVは、この当時デュランゴとアスペンだけですから。それに350のV8は、当時タホが5.3リッターになりエクスペディションが5.4リッターになった経緯もあり貴重です。イジればマグナムや300、チャレンジャー、チャージャーと同じパフォーマンスが出せますからね」とは高橋氏。
この当時はワークの20インチホイールを履いていた。
2004年のデビューした2代目デュランゴ。今見るとこれはこれでアメ車的な無骨さを感じさせる。取材当時は、街中で同じクルマに出会うことのない希少性が話題だった。
ボディも足もかなりしっかりと作りこまれたSUVだったが、初代の面影を追う日本人ユーザーにはまったく響かなかった。ボディサイズが中途半端に大きくなったのも一因。
取材車両に搭載されたエンジンは5.7リッターV8HEMI。それをベースにへダースを入れラムエアーを装着するなどして、吸排気系をチューン。中低速のピックアップを格段に良くしている。くわえてワンオフマフラーで刺激的なサウンドを響かせる。
このデュランゴにはロングチューブへダースを装着。パフォーマンスアップだけでなく、サウンドにキレが増し、雰囲気がまったく異なる。アメ車らしい迫力の重低音サウンドが備わった。
サスペンションの改良を受けた2代目は、乗用車的乗り心地を実現。サスペンションはフロントがトーションを用いたダブルウィッシュボーン、リアがワッツリンクのライブアクスルを採用。この個体にはショックをビルシュタインに変えて余分な揺れやおつりを解消している。
マフラーは、音量の切り替えスイッチ付きをワンオフで製作。住宅地仕様とオープンロード仕様とで音量が変化する。

当時から刺激的なパフォーマンスアップを図っていた

 余談だが、会話に出ていたクライスラーアスペンとはこのデュランゴをベースに生まれたクライスラーブランドのSUVである。

 ということで、初代デュランゴのパフォーマンスアップでおなじみのレーストラックが2代目モデルをベースに手を加えた車両がこちらである。

 2005年型5.7リッターV8モデルをベースに、ヘダースを入れワンオフマフラーと組み合わせることで中低速のピックアップを激変させている。さらにロングチューブへダースの効果もあって、いわゆる重低音と言われたアメ車V8の息吹も変わっている。ちなみに、このマフラーだが、音量の切り替えスイッチ付きのマフラーをワンオフで製作したものである。

 さらに吸気系にはラムエアーを装着し、また10段階切り替えのスロットルコントローラーを装備することで、SUVとは思えない圧倒的パフォーマンスを手にいれている。

 エンジンをかけいざスタート。驚くのがステアリングの硬質感&重厚感。ワークの20インチLSホイールを履くものの、ビルシュタインショックで余分な動きを押さえつつ、シッカリしたレスポンスを実現している。
上記の2代目デュランゴに再びカスタマイズを施し、フェイスチェンジを行っている。

今から10年乗るためのカスタマイズ

 そしてアクセルひと踏みの出だしの勢い。まるで背の高い300Cのごとく高剛性なボディが圧倒的な瞬発力を見せる。流れの良い幹線道路においてはSUVであることを忘れるほど軽々走る。

 その際のエンジンもスポーティそのもの。「クォーン」とマッスルカーさながらのサウンドに、正直燃費走行などはまったく期待できない(笑)。取材当日は雨だったので試せなかったが、それでもこの巨体をまるでワープするかのごとく走らせる超パフォーマンスは、言葉を失うほど刺激的だった。

 今現在でも初代デュランゴに思いを寄せる読者はかなり多いと聞くが、正直、パフォーマンスだけを比較すれば、初代に勝ち目はまったくない。少なくとも初代の5.9リッターV8&245hpでは、2代目の5.7リッター300hp超に歯が立たない。しかも今回のようにパフォーマンスアップを果たしたHEMIエンジンには、まったくもって叶わないわけである。

 じつは上記は、2014年時に取材したものである。そしてそれから2年半後の2017年3月20日にまた新たに取材。生まれ変わった超個性的なスタイルを紹介しよう。

 2014年の取材時以前から数年乗っていたということもあり、また人間の性でもあるのか、飽きが来た。さてどうするか?

 毎度のことながら、乗り換えを検討するが、現状でデュランゴから乗る変えたいと思うフルサイズSUVが見つからない。とくに新車系では。最近見た2018年以降の新しいデュランゴSRTには興味があるものの、恐らく800万円を超えそうな価格帯が現実的ではない。

 ということで、現車を維持したまま新たな魅力を生み出そうと考える。ここから10年再び乗り続けるために。

 で、レーストラック高橋氏が提案したのがフェイスチェンジ。ここまで仕上げてきた吸排気系や足回りのチューニングはある意味完成型でもあり、V8エンジンの刺激さで言えば、他車を圧倒的に蹴散らすだけのものが今でもある。
チャージャーの面影を投影するマスクを新たに制作。だがチャージャーの顔がデュランゴの顔とそのまま交換できるサイズではないため、フロントグリルのサイズを変更し、またその上部にエアダクトを設けて全体のデザインを調整している。
ブラックのボディに朱色っぽい赤のレーシングストライプをペイントしてダッジならではのレーシーな雰囲気を融合させている。
真横から見たスタイルの収まりは非常にいい。カスタマイズカーならではの違和感がないのはさすが。
これだけを見れば一瞬ダッジチャージャーにも見えなくはない。レーシングストライプやバグガード等、細かな配慮も生きている。
SRT用の22インチホイールも、この顔にならよく似合う。
オーナーさんも、売却時のリスク等を考えれば簡単に踏み切れなかったのは事実。だが、この先10年乗ると思えば十分に元が取れる。なんてったって日本に1台のオリジナルカーなのだから。

アメ車らしいキリッとした迫力に欠けるマスク

 唯一不満があるとすれば、顔。よくいえば、個性的だが、アメ車らしいキリッとした迫力には欠ける。街中で同じクルマに出会うことがほとんどなく、その部分では満足でも「らしさ」で考えれば迫力か気品をプラスしたい。

 HEMIエンジンを搭載していることを考えれば、やはりここは「迫力」だろう。2018年以降のデュランゴSRTにダッジチャージャーのフロントマスクの面影が見えるが、それはそれで面白い。「だったらこちらもチャージャーのマスクを投影してはどうか?」

 チャージャーは、現行モデルよりも旧モデルの方が断然ワルっぽさが上であり、アメ車らしい迫力に満ちている。だからこそ今だに旧チャージャーにこだわるユーザーも多い。であれば、その面影を投影してみようと計画が進んでいく。

 とはいえ、なんでもそうだが簡単にポン付けと行かないのがカスタマイズの辛いところ。チャージャーの面影を投影するマスクを新たに作らなければならない。

 しかもそのマスクを作るにも、チャージャーの顔がデュランゴの顔とそのまま交換できるはずもなく、デュランゴの顔のサイズに縦横比を変え、それでも足りないところは伸ばし、そしてバランスを取らなくてはならない。

 試行錯誤が続きその顔の制作には二ヶ月を有した。だが時間をかけたぶんチャージャーの雰囲気を上手く載せることができた。

 一方、それまで履いていたワークの20インチホイールを脱ぎ、新たにSRT用の22インチホイールを装着。ここでもまたチャージャー的要素をひとつ増やすことができたわけである。

前方を行くクルマたちが次々と道を譲ってくれる

 ということで出来上がりはご覧の通り。言われなければベースが2代目デュランゴであるということすら全くわからない迫力に満ちた風情。カッコイイか否かという意見は各人さまざまあれど、こういうカスタマイズカーを見るのは久しぶりだし、筆者的には「よくやった」と大拍手。

 もちろん、それ以前に得たハイパフォーマンスは健在だから、オリジナルサウンドを轟かせたV8エンジンとともにアメ車らしい悪っぽさに大満足である。

 もともとレアな存在の2代目デュランゴだが、ひと味違うカスタマイズ手法によってまるで路上の帝王のごとき存在感を放っていた。あまりの迫力にか、前方を行くクルマたちが次々と道を譲ってくれる優越感は久しぶりである。

 日本に1台のオリジナルカーの誕生である。
愛車に長く乗るために様々な提案と施工を行ってくれるレーストラック代表高橋氏。

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